体に良いお茶を飲みましょう

お茶はどれでもカラダに良いんじゃないですか?
と言われそうですが、お茶の種類で効能も少し違います。

この文章は当院のInstagramに投稿している内容をブログで少し加筆や補足しながらアップしています。

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緑茶に含まれるカテキンには殺菌効果があります。
緑茶でうがいをすると風邪の予防になると聞いたことがありませんか。

●カテキンとは昔はタンニンと呼ばれていたお茶の渋み成分(ポリフェノール)です。
緑茶には、4種類のカテキンが存在するそうです。

お茶を作るさいの加熱処理で4種類のカテキンが一部変化して8種類の成分に分かれます。

カテキンはとても酸化しやすい物質なのです。
緑茶は製造工程中で酸化酵素が抑えられてほぼ酸化しません。

あとで紹介する紅茶は、茶葉を発酵させているので酸化酵素が働いて合体カテキン(酸化重合物)という成分になります。

紅茶の色が赤っぽいのは、本来無色のカテキンが酸化したからだそうです。

紅茶は風邪の予防に効果があるといわれます。

茶葉を完全に発酵させて作る紅茶では、発酵の過程でカテキンがより強い抗菌・抗ウィルス力を持つ『テアフラビン』という成分に変わります。

テアフラビンは、抗インフルエンザ活性があるといわれていて従来型・新型インフルエンザを問わず感染予防に効果的だという研究発表があります。

国立感染研究所協力研究員の中山先生の研究データーでは、常用濃度の紅茶で実験したところ、10秒でインフルエンザの99.99%が無力化したそうです。

引用サイト:食品産業新聞 2018年12月6日の記事より
https://www.ssnp.co.jp/news/beverage/2018/12/2018-1206-1522-14.html

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ルイボス茶は活性酸素の働きを抑制する成分SODが豊富に含まれているのでアレルギーやアンチエイジングに効果的な作用が期待できます。

私達は酸素を取り入れて代謝をおこなっています。取り込んだ酸素の約2%が活性酸素になるそうです。

活性酸素は、身体に侵入してくる細菌やウィルスの殺菌の役目もおこなうので大事なのですが、多すぎると脂質を酸化させて細胞を傷つける要因となります。

SODは体内で過剰になった活性酸素を取り除く酵素です。

 
そして当院でも販売しているタンポポ茶。
Tー1というタンポポに含まれる糖鎖が血糖のコントロールや肝臓の代謝に良い作用を促してくれます。

妊活をされている方で、このタンポポ茶ショーキT-1を愛飲している人は多いです。
糖鎖が妊娠しやすい身体作りに良い作用をもたらしているんですよね。

こんな風にお茶にも色々効能があるんですというお話でした。